マーケティング理論を組み合わせることで、関連性を強くするという効果が出ます。
関連性がある=読者が知りたい『こたえ』に近付くというところに辿り着ける
結論からいうと、SEOではキーワードに沿ったコンテンツと関連する『こたえ』が出せているサイト
が強いサイトになります。
つまり、ペルソナの求めるものに『応える』人になるには、マーケティング理論を組み合わせる事で
SEOにも強い記事を書くことが出来ます。
今回は、前回のベネフィットについての続きとなる内容です。
アーカーの3分類
↑の記事でアーカーの3分類についてお話しましたが、3つ全てに共通しいくことが大事です。
機能的ベネフィット=特徴など、細かいところを解説
情熱的ベネフィット=機能的に加えて、感情を込めて伝える
自己表現ベネフィット=自分は、こうしている!と自己主張を伝えることが出来る
気持ちを前に出す
アーカーの3分類を使って『こちらからのアプローチ』をどうしていくと効果的なのか分かります。
さらにマズローの5段階欲求と重ねていくことで、『ニーズを知りながら』ベネフィット(相手の利益)を
知ることが出来るので、より『気持ちを前に』出した記事が仕上がります。
マズロー5段階欲求
マズローの5段階欲求は、欲求に関しての心理学に基づくお話です。
人の欲求は大きく分けて5つに分類され、低階層から発生していき1つ満たされると1つうえの段階へいき
求めていく欲求も変化していくと説いています。
これは、アメリカの心理学者のアブラハム・マズローが発見した
マズロー5段階欲求説を追っていくと内面的な感情が見えてきます。
つまり、ここではニーズに関する分析を行い、その本質に迫る方法を解説していきます。
5つに分類される
①生理的欲求
生命維持にかかわるもの
大きなものとしては『3大欲求』
食欲・性欲(排泄)・睡眠欲
空気を吸う。
水を飲む。
くすりを飲む。
必要最低限で生きていくうえで必要な事柄がこの1段階目に入ってきます。
②安全欲求
身の安全にかかわるもの
大きなものとしては『衣類』『住居』にあたります。
着る服と住まいなどの生活環境
靴を買う。
コートを買う。
アパートをかりる。
安定した生活環境を手にすることによって、安心と安全を求めることが2段階目
③社会欲求
他者とかかわるもの
集団の中に属して行動をすること
家族以外の人達、異性にも良く思われたいと求める気持ち
良く思われたいたから、友達や彼女にプレゼントを贈る。
良く思われたいから、高級時計を身に付ける。
良く思われたいから、車を持つ。
良く思われたいを求めることと、逆に悪く思われたくないと思う気持ちも同様に
求めることが3段階目
④承認欲求
自分を認めてもらいたい
自分を他者から認めてもらいたい!
尊敬されたい!特別な扱いをしてもらいたい!と思う気持ち
尊敬されたいから、自分の自慢話をする。
尊敬されたいから、進んで会議の資料を手掛ける。
尊敬されたいから、難しい仕事を引き受ける。
尊敬されたい!と思う反対に、満たされない場合にも劣等感として求めることが4段階目。
⑤自己実現
あるべき姿になりたい!自己成長
夢や希望を持ち、目標に向かって努力していく!
自分自身で自分のチカラを評価し、もっと自分なら出来るはずだ!と思う気持ち
自分のために、商材を購入。
自分のために、新たな事業を開始する。
自分のために、大きな目標をたてる。
自己投資を行って、より深く知識を高めたいなど、自分を成長を求めることが5段階目。
番外編(6つ目の欲求)
自己超越欲求
ニーズに応えるという段階は、5段階目までとなります。
ここからは、人の在り方の最終形態といえます。
5段階目までは、自分という主人公が存在していましたが
6段階目からは、自分は存在しなくなります。
つまり、自分を除外して相手の利益だけを求める状態なので、ニーズは他人の利益!(我々ブロガーもこの状態に立てることが最高ですね)
5つ全ての欲求を満たす事で得られる『自己実現』の特徴には以下の11の特徴があるそうです。
- 「在ること」 (Being) の世界について、よく知っている
- 「在ること」 (Being) のレベルにおいて生きている
- 統合された意識を持つ
- 落ち着いていて、瞑想的な認知をする
- 深い洞察を得た経験が、今までにある
- 他者の不幸に罪悪感を抱く
- 創造的である
- 謙虚である
- 聡明である
- 多視点的な思考ができる
- 外見は普通である (Very normal on the outside)
Wikipediaより引用
心理状態が安定していて、高い意識や思想をもって行動が出来ている。
物事に動ずることなく、落ち着いて行動が出来ている。
本当の意味での、尊敬される人の状態
瞑想でトレーニング
日々のトレーニングとして、有効的なものが瞑想です。
appleやAmazonでも取り入れられているマインドフルネス瞑想ですが、最大の目的は
感情に流される自分を認めながら、落ち着かせて、良い状態へ心を向かせる
『心を戻す』とも云われていて、ボクも毎日の積み上げで実施していますが
色んな効果があるので、
免疫力の向上
ダイエット効果
集中力の向上
ポジティブ思考
睡眠効果の向上
記憶力の向上
視野の広がり(見方、考え方)
本質は3つ分けてERG理論で解釈する
マズロー5段階欲求を3つに分類することで、より本質が見えていきます。
Existence(生存欲求)生き続けたい、肉体的な欲求
Relatedness(関係欲求)他人との関係においてよく思われたい欲求
Growth(成長欲求)他人とは無関係に、自分の中でおこる欲求
アメリカの心理学者クレイトン・アルダファーがマズローの欲求段階説を発展させた「ERG理論」です。
伝えたい、事柄に対して3つを当てはめる。
マズローの5分類との違い
マズロー=ピラミッドの下位の部分から欲求が満たされていく
アルダファー=ピラミッドの下位の欲求を満たさなくても高位の欲求の方が強まることがある
つまり、段階的に上がっていくのではなく、3つの分類に分かれるという見解です。
生存欲求
マズローの5段階欲求の2つ
生活する上で必要なものを求める状態です。
アーカーの3分類でいえば『機能的ベネフィット』
シンプルで分かりやすい内容がベネフィットします。
関係欲求
マズローの5段階欲求の2つ
人との関係に左右される欲求です。
アーカーの3分類でいえば『情熱的ベネフィット』
安心が得られるポイントと、照らし合わせることでベネフィットします。
成長欲求
マズローの5段階欲求の最後の1つ
『⑤自己実現』に当てはまります。
焦点は自分自身にあてられたもので
アーカーの3分類でいえば『自己表現ベネフィット』
個人に影響することで、好奇心や向上心にベネフィットします。
3つに分けて、アーカーの3分類に当てはめていく
生存欲求=機能的
①〇〇スーパーで安い食材を買う事が出来た
②高スペックの人気スマホ〇〇を購入した
関係欲求=情熱的
①〇〇スーパーで買ったお肉で、こどもの好きなハンバーグが作れる!
②〇〇は水の中も、防水機能が付いているから落としても安心!
成長欲求=自己表現
①特売日が多いので、いつも行くスーパーは〇〇にいくことにしている
②カメラを仕事でも利用しているので、〇〇は手放せない!
アーカーの3分類をあてはめることで、『アピールポイント』と『ニーズが必要とするポイント』を発信出来る
まとめ(クラールの使い方)
アーカーの3分類を使って、こちらからの『アピールポイント』を見つける
マズローの5段階欲求👉ERG理論に落とし込み、『ニーズにそったポイント』を見つける
欲求が強いものの関連性を抽出して、2つを合わせてベネフィットを考えていく。
ペルソナの持つ『知りたいこと』がより、大きく見えてきます。
そして何よりもボクが気を付けているポイントは、『気持ちを前にだす』ということです。
雑魚ブロガーが何を偉そうなことを!と聞こえるかもしれませんが
事実、SEOは凄まじい勢いでアップデートを繰り返しています。
SEOの度重なるアップデートに対応していくには、『発信の質』を高めていく必要があると思います。
高めていくためには、マーケティング理論と併用してペルソナの『求めるもの』を深く追い求めていくことだと思います。
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