ポケットWi-Fiの種類
クラウドSIM … どんなときもWji・ MugenWiFi・ hi-ho GoGo Wi-Fi など
WiMAX … BroadWiMAX・UQWiMAX 2・GMOとくとくBB WiMAX2など
ポケットWiFi … 3大キャリア・楽天モバイル・Y!mobileなど
ポケットWiFiは持ち運びが出来、複数の機器に無線でインターネットに繋ぐ事の出来る便利なアイテムですが、大きく分けて3つに分類されます。
まずは、電波状況から。
電波
NTTドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線の殆どが全国98%のエリアで電波の普及が確認されているので電波の入りはこの3つであればどれも同等のレベルでご利用出来ます。一方でWiMAX回線はかなりクセがある回線で、電波の普及されている地域でも室内の窓際に置かないと電波が入らなかったりする事があります。その辺りでWiMAXが劣勢ですね。
一番優位に立つのがその特性を活かしたクラウドSIMです。クラウド上にSIMを設置することで1つの通信会社ではなく(docomo・au・ソフトバンク)の3大キャリアの電波を供給できるため電波の入りは断トツです。
速度

ここでは、速度に定評があるメーカーの速度を比較してみました。
メーカー | 平均Ping値 | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
docomo | 66.18 | 64.31 | 10.17 |
au | 67.74 | 57.86 | 7.39 |
ソフトバンク | 56.26 | 42.01 | 10.61 |
UQWiMAX 2 | 64.63 | 29.3 | 3.56 |
楽天モバイル | 71.62 | 7.83 | 7.06 |
Y!mobile | 59.82 | 41.11 | 10.0 |
MugenWiFi | 58.67 | 21.25 | 12.43 |
みんなのネット回線さんを参考に集計しました。
比較するとどれも同様のレベルですが、ソフトバンク回線が他のキャリアに比べて平均Ping値が若干速いことがわかります。これは利用者の割合によるものに関わってきている部分になります。
WiMAXにおいても、電波の入り方で速度が変わってくる部分(窓際に置くなど)があり、平均値よりももっと速い数値を出している部分もありましたが、安定という面においては不安要素は否めない感じですね。
料金と縛り
変動型か一定型か確認
各通信会社によって形態はさまざまですが、キャンペーンの広告の表記が他と比べて大きく安い会社は月額変動型を採用しているケースが殆どです。
月額一定型 | 年度が変わっても一定料金のまま(その分キャンペーンの恩恵が少ない) |
月額変動型 | 最初の2~3年の割引があるが、その後料金が上がっていく |
最初は格安で利用が出来る様に見えるが、数か月の間とかはよくある話です。
変動の有無の確認は必ず行いましょう。
料金が安くなるキャンペーンの種類
数か月無料や、数か月または数年割引がされる、指定された端末の割引、お金が指定口座に振り込まれるなどのキャンペーンがあります。
3つの確認から総合的な料金を割り出してみる
縛りの有無・縛りまでの合算ー キャンペーンの内容
①…変動型であれば、変動額、割引期間と縛り更新までの合計計算と更新後の合計計算。固定型であれば変動額を取り除いた合計計算を行います。
②…キャンペーンで得た料金を①と合算=より格安のプランが発見できる。
最高なのは縛りなしで一定型で割引などのキャンペーンが優遇されているものになりますね。
機種の購入orレンタル
テザリングが可能な携帯をもう1台所持されている方(以前使用していた携帯など)は無理にルーターの購入をする必要はありません。(ルーターの役目をする機種があるからです)
逆にルーターが必要なのは、WiMAXやクラウドSIMになります。
なので、この2つのサービスを選ぶ場合に大切なことは
機種代も通信会社がサービスしてくれるもの。(割引or無料)
レンタルであっても一定期間の後に返却無用となるもの。
この2点です。端末代が無料なものが一番ですが、月額料金が割高な設定や変動型のプランになっていないかなど、無料の影に隠れた落とし穴に警戒する必要があります。
ちなみにクラウドSIMのMugen WiFiだと2年の縛りはありますが、それを過ぎると端末のレンタルが解除され端末が自分のものになります。
データ容量
月の使用量で料金プランも大きく変わってきます。
また、スマホと併用で使われるなどの変則的なご利用でも料金を安く運用出来る事も出来ます。
ボクがおススメするプラン。20Gを超えるものであればクラウドSIMが無制限で利用出来るのでギガ難民の方は特におススメです。WiMAXも視野に入りますが、通信エリアの制限などから3キャリアが利用出来るクラウドSIMの方が分があると思われます。
10G以上= IIJmio の12Gプラン(2260円(キャンペーン中))
10G未満=楽天モバイルのプランMの6Gプラン(1980円D会員)
20G以上=無制限のhi-ho GoGo Wi-(3355円) Mugen WiFi(3280円)
用途

使い方によっては便利に且つ家計の節約にも繋がります。
①家庭用の光回線の代用としての利用
光回線の契約によっては、ポケットWiFiのみに移行した方が安く運用が出来ます。
特にフレッツ光回線をご契約の方は検討をする価値はあると思います。

上記で起こした記事の中にフレッツ光回線のご利用であれば、プランの変更か、ポケットWiFiに切り替えた方がお得になるケースがあります。
工事費が無料
光回線を新規で契約する場合は工事費もかかるものがあります。
ポケットWiFiであれば所持するだけでWiFiに繋がるので、工事にかかる料金を支払う必要がなくなります。
②スマホと併用
スマホの料金プランを限りなく引き下げ、通信はWiFiを通して利用するといったやり方です。
こちらの使い方は、PCの持ち運びが多い方やデータ容量を多めに使用されている方におススメです。
またテザリングの出来る機種であれば無理にルーターを選ぶ必要がないので、古い携帯でテザリングが出来る方は携帯端末の2台持ちで通話用と通信用で分けてご利用される事も出来ます。
ボクの利用例を挙げると携帯とルーター持ちになります。
楽天モバイルのスーパー放題プランS=980円
MugenWiFi (保険なし)=3280円
このプランで携帯は2G分ですが、クラウドSIMは無制限の容量なので併用で無制限の利用が可能になり、携帯だけでも2Gの余裕があるので1か月快適に利用する事が出来ています。
設定が簡単
SIMカードをルーターに差し込んで電源を入れ、端末とペアリングを行うだけ。
クラウドSIMの場合は電源を入れペアリングを行うだけ。
どちらも設定を行うことが非常に簡潔に行う事が出来ます。
まとめ
大きく3つに分類されたWiFiの特徴を理解すること
通信エリアはWiMAX以外は98%のエリアに適応しているので、それ程気にする必要はないが電波の強弱の関係などを考慮する必要がある。
速度は利用者の割合が他の2社に比べて少ないソフトバンクが優位。WiMAXは速度の幅が大きいのは窓際など電波の入り方で速度が変わってくる部分があるため、場所を選ぶ分 安定という面においては不安要素あり。
一定型と変動型の月額プランがあるので、値上がりするプランなのかよく調べる必要がある。
縛りの有無・縛りまでの合算ー キャンペーンの内容を確認する
最高なのは縛りなしで一定型で割引などのキャンペーンが優遇されているものになりますね。
格安SIMをご利用なら、以前ご利用になられていた携帯があるのであれば無理にルーターを買う必要はないが、WiMAXやクラウドSIMは機種を選ぶのでキャンペーンの内容をよく確認する必要がある。
機種代も通信会社がサービスしてくれるもの。(割引or無料)
レンタルであっても一定期間の後に返却無用となるものが望ましい。
使用する容量によって、契約する通信会社を選ぶ事でより割安の契約が出来る。
家庭用のインターネット回線を無理に引かず、ポケットWiFiで節約する事も可能。
スマホと併用する事で、より快適にポケットWiFiを利用する事が出来る。
設定が簡単で、3ステップ・2ステップで設定が完了する。
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