記事外注に限らず、会社やグループでサイト運営をされている方。
【ユーザー権限】を設定する事で
人数をかけて、デザイン、構成、コンテンツ制作などされている方には
結論!『必須』です。
理由としては、権限を使うことで以下のメリットがあります。
メリット
ワードプレスのユーザー権限を利用するメリットは

つまり、管理者(あなた)が手を煩わせることが減る=時間がもっと確保できることにつながる!
デメリット
デメリットは『権限』を設定していないと、色々な不具合が発生すること!

権限で管理することでデメリットは払拭されるので、メリットしかない
トラブルが発生しない様に、必ずユーザー権限を設定しましょう。
社内やグループでの利用、外注化しての利用など用途は様々ですが、多くの人の手で作り上げることが出来る仕組みが形成出来ます。
バックアップを取る

ブログを投稿する時にも大切だけど、かならずバックアップを取る習慣をつけておこう!
サーバー側で自動的にバックアップは取られているものもありますが
プラグインのUpdraftPlusやCpanelでのバックアップなどで定期的にバックアップが取れる様にしておくことをおススメします。
権限の種類(管理者)
ワードプレス内の全ての操作権限があります。

つまりデフォルト状態で、全ての設定など管理が出来る状態
権限の種類(編集者)


メニュー画面

権限の種類(投稿者)


メニュー画面

権限の種類(寄稿者)



記事はレビュー待ちの状態になって公開前の『下書き保存』の状態で保存される 👇はメニュー

権限の種類(購読者)

権限の一覧表

まとめるとこんな感じ
内容 | 購読者 | 寄稿者 | 投稿者 | 編集者 | 管理者 |
コメント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※プロフィール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
新規投稿(下書き保存) | ✖ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
新規投稿(公開) | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 | 〇 |
メディア編集 | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 | 〇 |
固定ページの編集 | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 |
すべての記事編集 | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 |
カテゴリー編集 | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 |
タグの編集 | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 |
リンクの管理 | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 |
設定の編集 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 |
ユーザーの編集(追加など) | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 |
プラグインの編集 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 |
テーマの編集 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | 〇 |
※プロフィール
補足となりますが、プロフィールは全てで設定出来ますが
『指定されたアカウントのプロフィール』
という事が重要です。
記事を書いた人。
コメントを書いた人。
それぞれのプロフィールです。

🔶設定の仕方
ユーザー➡新規追加を選択

目的の編集者アカウントの作成

パスワード


パスワードはコピペで別テキストの他にも、写真撮影や手書きで残すなどして大切に保管しよう!
権限グループ

購読者
設定➡ディスカッションで『ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする』にチェックを入れることで記事にコメントを残せるように出来ます。

特定の人を決めて、コメントを入れる際などに利用
Contact Form 7などを利用してアクセスの許可を取っている方は不要です。

ユーザー一覧で確認
ユーザー➡ユーザー一覧で権限グループの確認が出来ます。
また、編集で内容の変更
削除で打ち込んだ内容を削除
表示で投稿した記事を表示されます。


🔶使い分け方(まとめ)
信頼出来るパートナー
サイトの全てを総括出来る人材。
外注化であれば、報酬額も大きい分、より多くの作業を管理出来る人材に与える権限といえます。いわば、あなたの代わりとして任せる事が出来る人材へ向けた権限。
リライトと投稿が任せられる
仕事内容が徐々に理解出来てきて、記事のリライトや画像の編集など細やかな部分の編集を依頼したい時に便利です。
カテゴリーやタグの設定が出来ないので注意が必要ですが、記事全般を任せることが出来ます。
依頼報酬も、このあたりから徐々に増額していくところです。
慣れないうちはここ
はじめてで慣れない方や、記事の構成やライティング技術など、指摘する必要がある外注さんには、寄稿者からのスタートです。
社内であっても、慣れない新人さんなどに設定することで、ライティングの技術などをあとでレクチャーするときに利用します。
コメントをつけて欲しいとき
コメントを制限されているサイトを制作している時に利用します。
権威のある人にコメントを入れてもらうなど、利用用途は様々ですが
コンタクトフォームなどを用意している方であれば必要がない権限です。
クラールの場合
このサイトはボク個人で運営をしているブログなので、他人の手は入れていませんが
会社や仲間を通じて開設しているサイトでは【ユーザー権限】を設定して利用しています。
主に、特化型の記事などで利用していますが、権限を分けることで
『何を任せたら良いのか』が
容易にわかることが出来ます。
役割を決めて、作業を分担出来ることで効率化出来ます。
またプラグイン『User Role Editor』を利用することで、より管理の幅を増やすことが出来ます。
寄稿者にメディア編集の権限を与える
投稿者にカテゴリーやタグの編集の権限を与える
ことができます。
そのやり方の詳細はこちらのページで詳しく解説しています。

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