こんにちは!クラールです!@klar_net1
ボクの甥っ子が来年高校を卒業するので、今回は甥っ子に向けた記事を書きます。
なるべく高校を卒業する人に向けてかみ砕いてわかりやすい記事を作っていこうと思います。
現代社会において、働くことは生活の一部となっています。
しかし、最近では新たな生き方が注目を集めています。
その一つが「サイドFIRE」です。では、サイドFIREとは一体何でしょうか?
サイドFIREとは、自分の好きなことで稼いで暮らすことです。
つまり、ブログやYouTube、飲食店、アパレル業など起業を含め自分がやりたい事で生計を立てながら
配当金や不動産収入で十分に生活費がカバーできる状態をいいます。
高卒で就職して、退職のことを今から考えているのか?と思われるかもしれませんが
そこで得たスキルや、人脈などで『自分のやりたい事』は無限に広がっていきます。
もちろん現在やっている仕事に生きがいを感じ、満足のいく給料をもらっているのであれば
いまの仕事を軸として、バックボーンに配当金がある状態を目指せば安定性が高まります。
つまり、未来を予測してより良い状態に軌道修正をしていくのもサイドFIREの魅力です。
現在だけ見ているのと、未来を予測して動くのでは意味も違ってきます。
「夢を追いながら、自由な人生を手に入れる方法」──それが、サイドFIREの魅力です。
配当生活と4%ルールとの関係も重要なのでここでも詳しく書いていこうと思います。
4%ルールとは、資産の4%を毎年引き出すことで、資産が無尽蔵に減らないようにするルールです。
これによって、配当収入や投資収益を通じて、経済的な安定を確保することが出来ます。
労働収入+配当金を含めた運用益=安定した生活
この記事を読むことで何が得られるか?
フルFIREとサイドFIREの違い
フルFIRE
仕事を完全に辞めて不労所得だけで生活するFIREです。不労所得とは、働かなくても得られる収入のことで、資産運用による運用益や不動産賃貸収入などが挙げられます。
当然リスクもあり、収入が途絶えたらオワコンになってしまうところです。
変動リスクに強い債権を十分にもっている必要があります。つまり資産を大量に持っておく必要があります。
サイドFIRE
不労所得を得ながらもある程度は働いて収入を得て生活するFIREです。働く時間や頻度は、人によってさまざまです。週2~3日、時短勤務、副業など、自分のライフスタイルに合わせて働くことができます。
労働収入があるため、フルFIREほどリスクは高くないですが、こちらも資産が多いほど有利になるので
どちらにしても堅実な資産を形成していくことが重要になります。
項目 | フルFIRE | サイドFIRE |
---|---|---|
働くかどうか | 完全なリタイア | ある程度の働き方 |
必要な資産 | 運用益だけで生活できる額 | 運用益と労働収入の両方で生活できる額 |
リスク | 運用収益の変動リスクが高い | 運用収益の変動リスクと労働収入の減少リスクがある |
自由度 | 高い | ある程度の制約がある |
項目 | フルFIRE | サイドFIRE |
---|---|---|
メリット | 完全な自由を手に入れられる | 働きながらFIREの実現を目指せる |
デメリット | 運用収益の変動リスクが高い | 労働収入の減少リスクがある |
金融リテラシーを身につける方法は
金融リテラシーの強化
金融リテラシーとは、お金に関する知識や判断力のことで、経済的に自立し、より良い生活を送るために必要なものです。
金融リテラシーを身につけることで、以下のメリットがあります。
- 家計の収支管理や資産運用を効率的に行うことができる
- 金融商品やサービスについて正しく理解し、適切な選択を行うことができる
- 金融トラブルに巻き込まれるのを防ぐことができる
金融リテラシーは、年齢や職業、収入に関係なく、誰もが身につけるべきものです。
金融リテラシーを身につける方法は
- 収入と支出を把握する
- 貯蓄や支出の計画を立てる
- 家計簿をつける
お金の動きを把握することが第一ステップ!
無料ではじめられるマネーフォワードやfreeeなどのアプリを使うことで、将来的にサイドFIREをした時にも
確定申告なども簡単に出来るので早めに使いこなしておく事が良いと思います。
- 将来の目標を明確にする
- 必要な資金を計算する
- 資産運用の計画を立てる
自分のスキルアップのための自己投資は積極的に行っていき「出来ること」は
なるべく多く身に付けていきましょう!
- 金融商品の仕組みを理解する
- 金融市場の動きを把握する
- 金融機関の役割を知る
証券会社と銀行の違いを知ることや、為替の変動や株式の価格変動がおこる要因
また、投資の基本となる仕組みの理解とリスク許容度などを自分で判断し、把握することが重要です。
- 金融情報の正確性を判断する
- 金融商品の比較検討を行う
- 金融トラブルに備える
金融リテラシーを身につけることで、お金に関する不安やストレスを解消し、豊かな人生を送ることができます。
自己投資の重要性
終身雇用が絶対的な時代は過ぎ、現在は学歴が高い人でも「何が出来るか」を問われる時代に
変わってきています。
つまり
出来る事を増やすことが以前より重要になっています
- 金融リテラシーを高める
- 資格や免許の取得
- 独学での勉強(プログラミング、Webデザインなど)
- 仕事の経験値(何をしてきたかの強みを育てる)
- 失敗を恐れずに挑戦する
- 失敗した経験を自己分析。成功した経験を自己分析
少しでも出来ることを増やしていくことで、自分の価値が高まっていきます。
出来る事が増える=自分の価値が高まる
時代の流れは徐々に変化していっています。スキルアップを常に意識することで変化にも順応出来るメンタルと行動力を養っていきましょう!
将来サイドFIREをする時でも、そのまま現在の仕事を継続するにしても『できる事』が必ず役に立つときが来るはずです!
自己投資により、自分の収益を増やすための機会が広がります。例えば、プログラミングスキルを磨けば、ウェブ開発プロジェクトを受注することができ、追加の収入源を持つことができます。また、投資に関する知識を向上させることで、資産運用の効率性を高め、配当収入を増やすことも可能になります。
自己信頼の向上
自己投資は自己信頼を高めます。自分自身に投資し、成長することで、自己効力感が向上し、困難に立ち向かう自信を持つことができます。これは、サイドFIREの長期的な目標を追求する上で非常に重要です。
リスクの軽減
新しいビジネスや投資機会に取り組む際に、適切な知識とスキルを持っていることは、失敗の可能性を減少させます。リスクを管理し、成功の機会を最大化するためには、自己投資が不可欠です。
また、リスク許容度の測り方も知識があるのとないとでは全く変わっていきます。
読書や他人の意見を聞き自分の意見とレビューしながら軌道修正を行っていきましょう。

景気の循環を理解する

下記はアメリカ株で一般的位置付けされている目安です。
サッカーやバスケットボールの様に攻めと守りで分かり易くまとめると以下の様になります。
金融 資本財 情報技術
エネルギー 公共事業
生活必需品 ヘルスケア 通信サービス
素材 不動産 一般消費財

ここで伝えたい事は
景気の循環がある様に、どんな業種であっても調子がいい時と悪い時が必ずあるということ
為替と同様に上がったり下がったりするということを肝に銘じておく必要があります。
そこで大切なことは
分散が効いているか?
というところです。
後から、詳しくこの辺をお伝えしていくのでよくチェックして下さい!
リテラシーを高めるおススメ書籍
貯金から投資へ
現金を銀行に貯金するのは、「安全資産」つまり元本割れのリスクが非常に少ないものに
投資しているのと同じことになります。
しかし、銀行に預けているだけではお金は増えることが僅かだという事も理解しなくてはいけません。
メガバンクに預金していても、年利0.001%です。
ネット銀行であっても0.1%です。
貯金も大事だけど、他のものにもお金を移動する必要があるよということです。
現に、銀行で補償されている限度額が1千万までとなっている事も把握しておく必要があります。
銀行で補償される限度額は1千万円まで
初めの投資対象の選定「投資対象の種類を理解する」
株式に投資する前にどんなモノがあるのか「アセットクラス」を知ることから始めてみましょう。
アセットクラスとは、投資対象の資産の種類や分類のことです。
多種多様なアセットがあるので、どんな性質があってリターンはどのくらいあるのか?
リスクはどの程度あるのか?
アセットを知ることで色んなものが見えてきます。
株式と債券のバランス
株式は高いリターンを期待できますが、リスクが高く、債券はリターンが低い代わりに、リスクが低いです。投資家のリスク許容度に応じて、株式と債券の割合を決定することが重要です。

国内と海外の分散
国内と海外の市場に投資することで、リスクを分散することができます。国内だけに投資する場合、市場リスクや通貨リスクにさらされる可能性が高くなります。

業種・セクターの分散
同じ業種・セクターに投資することで、リスクが集中する可能性があります。複数の業種・セクターに投資することで、ポートフォリオのリスクを分散することができます。

その他のアセットクラスの分散
株式や債券以外にも、不動産や商品、暗号資産などのアセットクラスにも投資することで、ポートフォリオのリスクを分散することができます

以上の要素を考慮して、投資家のリスク許容度や目標リターンに合わせて、適切なアセットアロケーションを設定することが重要です。ただし、適切なアセットアロケーションは、市場環境や投資家の状況によって変化することがあるため、定期的な見直しや調整が必要です。
細かく分類するとどんなモノがあるのか
債券

国や企業が発行する証券で、債券を発行した側にお金(元本)を貸し付けたことになります。債券の満期時に元本を返済してもらい、その間に利息を受け取ることができます。
ボク達が日頃使っているお金も債権にあたります。
細かく分けると、、、
- 発行体
- 国債
- 社債
- 地方債
- 金融債
- 社債型投資信託
- リート(不動産投資信託)
- CLO(シニア債、メザニン債、劣後債)
- 満期
- 短期債
- 中期債
- 長期債
- 金利
- 固定金利債
- 変動金利債
- 担保の有無
- 無担保債
- 有担保債
- 発行方式
- 公募債
- 社債
- 流動性
- 流動性の高い債権
- 流動性の低い債権
債権の発行体によって、国債、社債、地方債、金融債、社債型投資信託、リート(不動産投資信託)、CLO(シニア債、メザニン債、劣後債)に分類されます。
- 国債
- 国が発行する債権です。国債は、最も安全性が高い債権とされています。
- 社債
- 企業が発行する債権です。社債は、発行体の信用力によって、リスクが異なります。
- 地方債
- 地方公共団体が発行する債権です。地方債は、国債や社債よりもリスクが低いとされています。
- 金融債
- 金融機関が発行する債権です。金融債は、国債や社債よりもリスクが低いとされています。
- 社債型投資信託
- 社債に投資する投資信託です。社債型投資信託は、複数の社債に分散投資することで、リスクを分散することができます。
- リート(不動産投資信託)
- 不動産に投資する投資信託です。リートは、不動産の賃料収入によって運用収益を得ることができます。
- CLO(シニア債、メザニン債、劣後債)
- 債権を束ねて証券化した商品です。CLOは、シニア債、メザニン債、劣後債の3つの種類に分類されます。
債権の満期によって、短期債、中期債、長期債に分類されます。
- 短期債
- 満期が1年以内の債権です。
- 中期債
- 満期が1年以上5年未満の債権です。
- 長期債
- 満期が5年以上の債権です。
債権の金利によって、固定金利債と変動金利債に分類されます。
- 固定金利債
- 発行時に定められた金利が満期まで固定される債権です。
- 変動金利債
- 市場金利の動きに連動して金利が変動する債権です。
債権の担保の有無によって、無担保債と有担保債に分類されます。
- 無担保債
- 発行体の信用力のみによって支えられている債権です。
- 有担保債
- 土地や建物などの担保によって支えられている債権です。
債権の発行方式によって、公募債と社債に分類されます。
- 公募債
- 誰でも購入できる債権です。
- 社債
- 特定の投資家のみに対して販売される債権です。
債権の流動性によって、流動性の高い債権と流動性の低い債権に分類されます。
- 流動性の高い債権
- いつでも売却しやすい債権です。
- 流動性の低い債権
- 売却しにくい債権です。
株式

企業が発行する証券で、企業の所有権を意味します。企業の業績が向上すれば、株式の価格も上昇し、利益を得ることができます。
細かくわけると、、、
- 発行体
- 国内株式
- 海外株式
- 新興国株式
- 先進国株式
- 業種
- 製造業
- サービス業
- 金融業
- 不動産業
- その他
- 規模
- 大型株
- 中型株
- 小型株
- 値動き
- 成長株
- バリュー株
- ディフェンシブ株
- 流動性
- 流動性の高い銘柄
- 流動性の低い銘柄
株式の発行体によって、国内株式、海外株式、新興国株式、先進国株式に分類されます。
- 国内株式
- 日本国内の企業が発行する株式です。
- 海外株式
- 海外の企業が発行する株式です。
- 新興国株式
- 新興国の企業が発行する株式です。
- 先進国株式
- 先進国の企業が発行する株式です。
株式の業種によって、製造業、サービス業、金融業、不動産業、その他に分類されます。
- 製造業
- 自動車、家電、化学、鉄鋼などの製造業に属する企業の株式です。
- サービス業
- 小売、卸売、情報通信、運輸などのサービス業に属する企業の株式です。
- 金融業
- 銀行、証券、保険などの金融業に属する企業の株式です。
- 不動産業
- 不動産開発、賃貸、仲介などの不動産業に属する企業の株式です。
- その他
- 上記の業種に分類されない企業の株式です。
株式の規模によって、大型株、中型株、小型株に分類されます。
- 大型株
- 時価総額が大きい企業の株式です。
- 中型株
- 時価総額が中程度の企業の株式です。
- 小型株
- 時価総額が小さい企業の株式です。
株式の値動きによって、成長株、バリュー株、ディフェンシブ株に分類されます。
- 成長株
- 将来の成長が見込まれる企業の株式です。
- バリュー株
- 現在の株価が割安と判断される企業の株式です。
- ディフェンシブ株
- 景気変動の影響を受けにくい企業の株式です。
株式の流動性によって、流動性の高い銘柄、流動性の低い銘柄に分類されます。
- 流動性の高い銘柄
- いつでも売却しやすい銘柄です。
- 流動性の低い銘柄
- 売却しにくい銘柄です。
これらの分類は、株式の特徴を理解するために役立ちます。自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、適切な株式を選ぶことが大切です。
なお、株式は、上記の分類以外にも
- 株価指数
- セクター
- 株価騰落率
- 配当利回り
- ROE
- PBR
- PER
- EPS
- シャープレシオ
- 何年間で利益がどれだけ出ているのか?
など、さまざまな基準で分類することができます。
不動産

土地や建物などの不動産に投資する方法です。不動産の価格が上昇すれば、利益を得ることができます。
細かくわけると、、、
不動産を細かく分けると、以下のようなものが挙げられます。
- 種類
- 土地
- 建物
- 用途
- 住宅用
- 商業用
- 工業用
- その他
- 地域
- 国内
- 海外
- 先進国
- 新興国
- 規模
- 大型
- 中型
- 小型
- 価格
- 高価格
- 中価格
- 低価格
- 流動性
- 流動性が高い
- 流動性の低い
不動産の種類は、土地と建物に分けられます。
- 土地
- 建物の敷地となる土地です。
- 建物
- 土地に建てられた建物です。
不動産の用途によって、住宅用、商業用、工業用、その他に分けられます。
- 住宅用
- 人が住むために建てられた建物です。
- 商業用
- 店舗や事務所など、商売のために建てられた建物です。
- 工業用
- 工場や倉庫など、工業活動のために建てられた建物です。
- その他
- ホテルや病院、学校など、上記以外の用途に建てられた建物です。
不動産の地域によって、国内、海外、先進国、新興国に分けられます。
- 国内
- 日本国内の不動産です。
- 海外
- 日本国外の不動産です。
- 先進国
- 経済的に発展した国々の不動産です。
- 新興国
- 経済的に発展途上にある国々の不動産です。
不動産の規模によって、大型、中型、小型に分けられます。
- 大型
- 広大な土地や高層ビルなどの大型の不動産です。
- 中型
- 一般的な住宅やオフィスビルなどの中規模の不動産です。
- 小型
- 小規模な住宅や店舗などの小規模の不動産です。
不動産の価格によって、高価格、中価格、低価格に分けられます。
- 高価格
- 都心部の高級マンションや土地などの高額な不動産です。
- 中価格
- 一般的な住宅やオフィスビルなどの中価格の不動産です。
- 低価格
- 地方の住宅や倉庫などの低価格の不動産です。
不動産の流動性によって、流動性が高い、流動性の低いに分けられます。
- 流動性が高い
- すぐに売却できる不動産です。
- 流動性の低い
- 売却しにくい不動産です。
なお、不動産は、上記の分類以外にも
- 立地
- 環境
- 設備
- 法規制
- 将来性
など、さまざまな基準で分類することができます。
コモディティ

原油や金などの商品に投資する方法です。
細かくわけると、、、
- エネルギー
- 原油
- 天然ガス
- 石炭
- 電力
- 農産物
- 穀物(小麦、トウモロコシ、大豆など)
- 油糧種子(大豆、菜種、ひまわりなど)
- 砂糖
- コーヒー
- ココア
- 肉類
- 乳製品
- 金属
- 鉄鉱石(金・銀含む)
- 銅
- アルミニウム
- ニッケル
- 亜鉛
- 鉛
- 貴金属(金、銀、プラチナなど)
- その他
- 木材
- 綿花
- 天然ゴム
- 紙
- プラスチック
エネルギー
- 原油
- 石油の一種で、最も重要なエネルギー源です。
- 天然ガス
- 化石燃料の一種で、クリーンエネルギーとして注目されています。
- 石炭
- 化石燃料の一種で、発電や工業用途に用いられます。
- 電力
- エネルギーの形態の一つで、生活や経済活動に不可欠です。
農産物
- 穀物
- 主食として用いられる穀物です。
- 油糧種子
- 食用油や飼料用油として用いられる種子です。
- 砂糖
- 甘味料として用いられる作物です。
- コーヒー
- 嗜好品として用いられる作物です。
- ココア
- 嗜好品として用いられる作物です。
- 肉類
- 食用として用いられる動物の肉です。
- 乳製品
- 食用として用いられる動物の乳や乳製品です。
金属
- 鉄鉱石
- 鉄の原料となる鉱石です。金や銀もあります。
- 銅
- 電導性に優れた金属で、電気機器や建材などに用いられます。
- アルミニウム
- 軽量で耐食性に優れた金属で、航空機や自動車などに用いられます。
- ニッケル
- 耐食性に優れた金属で、ステンレス鋼や電池などに用いられます。
- 亜鉛
- 防錆性に優れた金属で、塗料や電池などに用いられます。
- 鉛
- 重量があり、弾頭や蓄電池などに用いられます。
- 貴金属
- 価値が安定していることから、資産保全や装飾品などに用いられます。
その他
- 木材
- 建築資材や家具などに用いられます。
- 綿花
- 衣料品や繊維製品などに用いられます。
- 天然ゴム
- 自動車や工業用品などに用いられます。
- 紙
- 印刷や包装などに用いられます。
- プラスチック
- 包装や製品部品などに用いられます。
分散が効いた長期のインデックス投資
インデックス投資は、投資家が特定の市場や資産クラスに分散投資する方法の一つです。この方法では、特定の指数(例: S&P 500、日経平均株価)に連動する投資信託やファンドを購入します。これらの指数は、市場全体や特定のセクター、地域などの資産のパフォーマンスを代表しています。
分散を効かせる理由

リスクを抑えられる
投資には、価格変動リスクや信用リスクなど、さまざまなリスクが伴います。分散投資を行うことで、これらのリスクを分散させることができます。
例えば、1つの銘柄に全額投資している場合、その銘柄の価格が下落すると、資産全体の価値も大きく下落する可能性があります。一方、複数の銘柄に分散投資している場合、ある銘柄の価格が下落しても、他の銘柄の価格が上昇することで、資産全体の価値を下げずに済む可能性が高くなります。
リターンを安定させる
投資には、リスクとリターンが表裏一体の関係にあります。分散投資を行うことで、リスクを抑えながら、リターンを安定させることができます。
例えば、1つの銘柄に全額投資している場合、その銘柄の価格が上昇すれば、大きなリターンを得ることができます。しかし、その銘柄の価格が下落すれば、大きな損失を被る可能性があります。一方、複数の銘柄に分散投資している場合、ある銘柄の価格が上昇すれば、他の銘柄の価格が下落しても、資産全体のリターンを下げずに済む可能性が高くなります。
投資の選択肢を広げられる
分散投資を行うことで、投資の選択肢を広げることができます。
例えば、1つの銘柄に全額投資している場合、その銘柄のパフォーマンス次第で、投資の成功・失敗が決まってしまいます。一方、複数の銘柄に分散投資している場合、さまざまな銘柄のパフォーマンスを組み合わせることで、より安定した投資成果を期待することができます。
資産クラスとは、株式、債券、不動産、コモディティなどの投資対象の分類です。資産クラスを分散させることで、リスクを分散させることができます。
地域を分散させることで、地政学リスクや経済リスクなどのリスクを分散させることができます。
国の情勢や為替の変動なども地域ごとで変化しているので、分散を効かせる事は重要です。
銘柄を分散させることで、銘柄固有のリスクを分散させることができます。
個別株からETF、投資信託など投資対象は様々です。
より分散の効いた銘柄選びも重要です。
長期インデックス投資が良い理由

インデックス投資は、特に長期的な投資家やコスト感覚の強い投資家にとって魅力的な選択肢であり、市場全体のパフォーマンスに連動したリタイアメント資産を構築するための有効な戦略の一つとされています。しかし、すべての投資家に合うわけではないため、個々の投資目標やリスク許容度に合った選択をすることが重要です。
サイドFIREを目指す上で長期的な分散投資は達成する手段として必ず取り入れておきたい手法です。
低いコストで運用が出来るから
インデックスファンドは、個別銘柄に投資する投資信託と比較して、手数料が低く抑えられていることが多いです。そのため、少額から始めやすく、長期的な運用に向いていると言えます。
分散投資を実現できる
インデックス投資は、市場インデックス全体または特定のセクターに広く分散して投資する方法です。これにより、リスクが分散され、単一の銘柄やセクターの価格変動がポートフォリオ全体に与える影響が軽減されます。リスクを分散することは、投資ポートフォリオの安定性を高めるのに役立ちます。
透明性が高い(わかりやすい)
市場の指標(インデックス)に沿って投資するので、どの銘柄が組み込まれているかが透明であり、投資家は簡単にポートフォリオを把握できます。これにより、投資家はどの資産に投資しているかを明確に理解し、リスクを管理しやすくなります。
長期的な視点
市場全体の成長に参加しようとする長期的な投資戦略に適しています。アクティブなファンドマネージャーが市場を常に打ち負かすことは難しいため、長期的な視点でインデックスに追従することで、市場の長期的なトレンドに従うことができます。
ローリスク
アクティブなファンドの一部は、高い運用コストやリスクを取る傾向があるため、インデックス投資はリスクを抑える方法として選ばれます。市場インデックスに追従するだけであるため、特定のファンドマネージャーのスキルに依存しないためです。
投資信託とETF

分散が効いた長期のインデックス投資でお話した
「分散が効いた」
「インデックスに沿った」
「長期的な」
重要なポイントがガッチリはまった投資対象といえるからです。
また、つみたてNISAにも向いていて簡単に利用が出来るところもポイントのひとつです。
投資信託

インデックス型投資信託
インデックス型投資信託は、特定の指数(インデックス)に連動する運用を目指す投資信託です。具体的には、S&P500やTOPIXなどの指数をベンチマークとして、その指数に近いパフォーマンスを実現することを目指します。
インデックス型投資信託は、運用コストが低いことが特徴です。そのため、長期投資に向いていると言えます。
アクティブ型投資信託
アクティブ型投資信託は、インデックス型投資信託とは異なり、特定の指数を上回る運用成果を目指す投資信託です。運用会社は、独自の分析や判断に基づいて、運用対象資産を選定・組入れを行います。
アクティブ型投資信託は、インデックス型投資信託よりも運用コストが高い傾向にあります。そのため、運用成績がインデックス型投資信託を上回るかどうかを慎重に検討する必要があります。
投資信託の種類は、さらに細分化することができます。例えば、運用する資産別に分けると、以下のようになります。
- 株式投資信託
株式投資信託は、株式に投資する投資信託です。株式は、他の資産と比較して高いリターンが期待できる一方で、リスクも高いです。
- 債券投資信託
債券投資信託は、債券に投資する投資信託です。債券は、株式に比べてリスクが低い一方で、リターンも低めです。
- 不動産投資信託(REIT)
不動産投資信託(REIT)は、不動産に投資する投資信託です。不動産は、株式や債券と異なる動きをすることから、分散投資に効果的です。
- バランス型投資信託
バランス型投資信託は、株式や債券、不動産などの複数の資産に分散投資する投資信託です。リスクを抑えながら、安定したリターンを期待できます。
ETF

ETF(Exchange Traded Fund)とは、上場投資信託のことです。株式と同じように、取引所に上場しており、取引時間内であればリアルタイムで売買することができます。
- 株式と同じように取引できる
ETFは、株式と同じように、取引所に上場しており、取引時間内であればリアルタイムで売買することができます。そのため、市場の動きに合わせて、臨機応変に売買することができます。
- コストが低い
ETFは、投資信託の一種ですが、購入時手数料や信託報酬が低い傾向にあります。そのため、長期投資に向いていると言えます。
- 流動性が高い
ETFは、株式と同じように、取引量が多いことから、流動性が高いと言えます。そのため、売りたいときにすぐに売却することができます。
具体的なETFの例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 国内株式ETF
日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するETFです。
- 海外株式ETF
S&P500やダウ工業株30種平均などの海外指数に連動するETFです。
- 債券ETF
国債や社債などの債券に投資するETFです。
- 不動産ETF
不動産に投資するETFです。
- その他
金や原油などの商品に投資するETFや、インデックス型とアクティブ型の両方の特徴を併せ持つETFなどもあります。
投資信託とETFの違い
どちらも似た商品ですが、違いを表にしてみると以下になります。
項目 | 投資信託 | ETF |
---|---|---|
上場・非上場 | 非上場 | 上場 |
取引単位 | 口数 | 株数 |
最低購入金額 | 100円程度から | 1000円程度から |
信託報酬 | 商品にもよるがETFと比べて割高 | 商品にもよるが投資信託と比べて割安 |
基準価格 | 1日1回 | 随時変動 |

少額から買いやすいのが投資信託



値段は高いけど信託報酬が割安なのはETF
投資信託は、投資家から集めた資金を運用会社が運用し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。投資信託は、上場していないことが特徴です。そのため、1日1回、基準価額が算出され、その基準価額でしか取引することができません。また、購入時手数料や信託報酬がかかることもあります。
ETFは、投資信託の一種ですが、取引所に上場していることが特徴です。そのため、株式と同じように、取引所の取引時間内であればリアルタイムで売買することができます。また、購入時手数料や信託報酬が低い傾向にあります。
投資信託とETFのどちらを選ぶかは、投資家の目的やニーズによって異なります。
- 株式と同じように、リアルタイムで売買したい場合はETFが適しています。
- 投資信託の種類が豊富で、さまざまな投資スタイルに対応したい場合は投資信託が適しています。



ETFには優良でも高い商品があります。そこを投資信託でカバーすることで毎月無理のない一定額をつみたて出来るので



ボクは2つともアセットアロケーションに入れています。
4%ルールの理解


4%ルールとは?
4%ルールとは、年間の生活費の25年分の資産を貯めて、その資産を年4%で運用していけば、FIRE達成後の生活も資産を減らすことなく生活できるという考え方です。
年間に必要な生活費の25年分の資産
年率4%以上の投資を実践することで、、
運用益で生活費がまかなえる!
という考え方が4%ルールです。
たとえば、年間の支出額が140万円だった場合、25倍の3,500万円の資産貯蓄を行い、さらに年利4%(3,500万円×4%=140万円)で運用益が発生していれば資産が目減りすることなく、継続して資産を維持出来る確率が高いという理論で
4%ルールは、アメリカの金融アナリストであるジェレミー・シーゲル氏が提唱したものです。シーゲル氏は、過去100年間の米国株式市場のデータを分析し、年4%の配当率を維持できる可能性が高いと結論づけました。
4%ルールは、FIREを目指す上での一つの目安となる考え方です。
しかし、このルールはあくまでも目安であり、実際には運用成績や生活費の変化などによって、必要な資産額は変わってきます。
配当を含めた4%ルールを実現するためには、以下のようなポイントを押さえておくとよいでしょう。
- 年間の生活費を正確に把握する
- リスクを抑えた資産運用を行う
- 生活費の変化に対応できるだけの余裕資金を確保する
年間の生活費を把握することは、FIRE達成のために最も重要なステップです。生活費を把握することで、必要な資産額を計算することができます。
リスクを抑えた資産運用を行うことで、資産を減らすことなくFIREを実現しやすくなります。株式や投資信託などの金融商品は、価格変動リスクがあります。そのため、リスクを抑えた資産運用を行うためには、株式や投資信託の割合を適切にコントロールする必要があります。
生活費の変化に対応できるだけの余裕資金を確保しておくことも重要です。物価上昇やライフスタイルの変化によって、生活費は増加する可能性があります。そのため、生活費の変化に対応できるだけの余裕資金を確保しておくことで、FIRE後の生活を安定させることができます。
メリット
- シンプルでわかりやすい
- リスクを抑えながらFIREを実現できる可能性がある
デメリット
- あくまでも目安であり、実際には運用成績や生活費の変化などによって、必要な資産額や取り崩し額は変わってくる場合がある
- 生活費の変化に対応できないと、資産が尽きてしまう可能性がある
配当収入もリスクを考える
配当生活とは憧れるものですが、高配当のものばかりを選んでしまっては意味がありません。
なぜなら、リスクが一緒についてくるからです。
では、どうしたら、リスクを減らすことができるのか?
答えはさっきから、うるさいくらい言っている
分散が効いているのか?というところに紐づきます。
どれだけ高配当のものでも、固まったアセットクラス、またはセクターに投資していてはリスクを考えていないのと同じになってしまうからです。
また、配当金を増やせる一方で価格変動のリスクが高いことから株価が目減りしていく、減配することがよくあるのが高配当の特徴なので、高配当だけに絞ることだけはやめておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
配当収入を増やせる | 株式の価格変動リスクが高い |
配当金の再投資で資産を増やせる | 配当金の税金リスクが高い |
安定した収入源になる | 成長性が低い |
株主優待がもらえる可能性がある | 割安ではない |
バランスが大切という事が分かった上で、後からおススメの高配当の商品も紹介します。
サイドFIREに向けた銘柄選び
一般的な割合(目安)
アセットアロケーションに組み込むときにボクがおススメする投資信託とETFを紹介していこうと思います。
ちなみに資金をどう分配するかの割合ですが
サイドFIREを達成出来た人たちのリサーチをしてみたところ下の様な答えでした。
- 株式の比率は60%〜70%程度が多い
- 債券の比率は30%〜40%程度が多い
- 現金やその他の資産の比率は10%程度が多い
リスク許容度は人によって違います。
なので参考程度で見られて下さい。
現金


貯金から投資へでお話した通り
銀行で補償される限度額は1千万円まで
とされています。
もちろん、他の銀行に預けることで補償は別で受けることは出来ますが
メガバンクで年利0.001%
ネット銀行でも0.1程度です。
元本割れのリスクが非常に高い現金ですので、ある程度の預貯金は大切です。
投資に抵抗がある人は、はじめは余剰資金で現金に近い債権を買うなどして、徐々に投資になれていくと良いと思います。
債権


社債、民間企業債、地方債、国債と色んな債権がありますが、一番現金に近く元本割れのリスクがないのが国債です。
こちらが国相手にお金を貸す代わりに、利子としてお金を頂く仕組みです。



国相手にお金を貸すことで、利益を貰っちゃおうというのが国債。
国相手なのでデフォルトするリスクは少ないですが、為替の相場変動で資産の価値が大きくなったり少なくなったりするリスクはあります。



現金を持っていたとしても、このリスクにいつも晒されているので、銀行に貯金しているお金も投資を既にはじめていること
金利の引き上げと一緒に大人気のアメリカの国債は特に魅力的な商品が多くあります。


項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | バークレイズ・バンク・ピーエルシー 2026/10/30満期 米ドル建債券 |
発行体 | バークレイズ・バンク・ピーエルシー |
発行体格付(※1) | A1(Moody's)/A+(S&P) |
売出価格・償還価格 | 額面金額の100% |
発行日 | 2023/10/30 |
受渡日 | 2023/10/31 |
発行額 | 700万米ドル |
利率(※2) | 年5.08%(税引前)/年4.047%(税引後) |
利払日(※3) | 毎年4/30、10/30 初回:2024/4/30 |
満期償還日(※3) | 2026/10/30 |
期間 | 3年 |
お申し込み単位(額面) | 100 米ドル以上、100 米ドル単位 |
当社お申し込み期間(予定) | 円貨決済:10/11(水)11:00~10/30(月)14:30 外貨決済:10/11(水)11:00~10/30(月)17:00 |
営業日 | 東京、ロンドン、ニューヨークの商業銀行および外国為替市場が一般に支払決済を行っている日、ならびにユーロクリア、クリアストリームの営業日 |


項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付) |
発行体 | 株式会社三井住友フィナンシャルグループ |
取得予定格付 | A+(R&I)/A+(JCR) |
期間 | 10年 |
利率(仮条件) | 年1.500%~年2.100%(税引前) |
お申し込み単位(額面) | 100万円以上、100万円単位 |
発行価格・償還価格 | 額面金額の100% |
当社お申し込み期間(予定) | 10/16(月)12:00 ~ 10/27(金)14:00 |
払込期日(発行日) | 2023/10/30 |
iシェアーズ・コア日本国債ETF
FTSE日本国債インデックスへの連動を目指しており、このインデックスは、償還残存期間1年以上の日本国債を時価総額で加重平均したものです。日本政府、日本銀行、金融機関、民間企業など、さまざまな発行者の日本国債を組み入れています。過去20年のトータルリターンは、年率で約2.2%
iシェアーズ コア 米国債券 ETF
米国の投資適格債券市場全体をカバーする広範な指数を目指しており、米国政府、企業、地方政府、金融機関様々な債権が対象となっています。過去20年のトータルリターンは、年率で4.3%です。
ファンド | 信託報酬 | リターン(5年) |
---|---|---|
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 0.132% | -0.86% |
eMAXIS Slim 米国債券インデックス | 0.154% | 3.38% |
iシェアーズ・コア日本国債ETF | 0.066% | -1.38% |
iシェアーズ コア 米国債券ETF | 0.03% | 5.34% |
株式


資産を多くするつまり配当をもらうところはココ株式になります。
流動性が非常に高く、市場規模も絶大で、利益分配も活発に行われているからです。
株式の投資信託とETFを選ぶときに特に必ずといっていいほど米国株式が中心に候補が上がってきます。
理由として
米国の株式市場は世界最大
流動性が非常にある
歴史的に高いリターン
があるからです。
なので、どうしても優良な投資信託やETFが多く存在します。
分散を効かせることが重要なので、全世界の投資信託やETFにも注目する必要があります。
全世界の株式に投資


eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
SBI・全世界株式インデックスファンド
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
ファンド | 信託報酬 | リターン(1年) |
---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.05775% | +23.71% |
SBI・全世界株式インデックスファンド | 0.1102% | +23.29% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0.195% | +23.15% |
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
FTSE オール・ワールド・インデックスに連動するETFで、先進国と新興国の株式市場をカバーしています。
iシェアーズ MSCI ACWI ETF(ACWI)
MSCI ACWIインデックスに連動するETFで、先進国と新興国の株式市場をカバーしています。
ファンド | 経費率 | リターン(1年) |
---|---|---|
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) | 0.07% | 20.90% |
iシェアーズ MSCI ACWI ETF(ACWI) | 0.32% | 21.54% |
米国に投資


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
三菱UFJ国際投信が提供する投資信託です。米国株式市場全体を代表するS&P500指数に連動する投資成果を目指して運用されます。
楽天・全米株式ファンド
楽天投信投資顧問が提供する投資信託です。米国の株式市場全体(CRSP USトータル・マーケット・インデックス)に連動する投資成果を目指して運用されます。
SBI・全米株式ファンド
SBIアセットマネジメントが提供する投資信託です。米国の株式市場全体(CRSP USトータル・マーケット・インデックス)に連動する投資成果を目指して運用されます。
ファンド名 | 信託報酬(%) | リターン(1年) |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500) | 0.0935% | 23.68% |
楽天・全米株式ファンド | 0.1617% | 22.53% |
SBI・全米株式ファンド | 0.0935% | 22.50% |
Vanguard S&P 500 ETF(VOO)
米国の資産運用会社であるバンガード社が提供する、米国株式市場の代表的な株価指数であるS&P 500指数に連動するETFです。
iシェアーズ S&P500 ETF(IVV)
米国の資産運用会社であるブラックロック社が提供する、米国株式市場の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動するETFです。
SPDR S&P500 ETF(SPY)
は、米国の資産運用会社であるState Street Global Advisors社が提供する、米国株式市場の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動するETFです。
ファンド名 | 経費率 | リターン(1年) |
---|---|---|
Vanguard S&P 500 ETF(VOO) | 0.03% | 24.02% |
iシェアーズ S&P500 ETF(IVV) | 0.06% | 24.04% |
SPDR S&P500 ETF(SPY) | 0.09% | 23.91% |
高配当株


配当控除の把握
日本株の配当金には、配当控除という税制優遇措置があります。
配当控除は、株式の配当金から一定額を差し引いた金額が所得税の課税対象となる制度です。
つまり、払い過ぎた所得税を返してもらう制度です。
配当控除の計算方法は
配当所得を加えた課税総所得金額が1000万円を超えた部分は5%、超えていない部分は10%を控除します。
確定申告を行い、源泉徴収された所得税の額が納付すべき税額の計算上控除されます
配当控除を踏まえてアメリカ高配当ETFと比較


アメリカの高配当ETF SPYDを比較対象としてみると、、
端的にお話すると、アメリカや海外の株式に対しては配当控除が適応されないため、配当控除を活かした投資をするなら国内株式。そうではなく、分散し成長性の高い投資をしたいならアメリカ株のSPYDになります。
SPYDのメリット
SPYDは、S&P500指数の上位80銘柄に投資する高配当ETFです。S&P500指数は、アメリカの代表的な株価指数であり、米国の主要企業を幅広くカバーしています。そのため、SPYDに投資することで、米国の株式市場全体に分散投資することができます。
比較
配当控除のメリットを享受するためには、国内の高配当株に投資する必要があります。一方、SPYDに投資することで、国内ではないので、配当控除はうけられませんが、米国の株式市場全体に分散投資することができます。
結論
NISAを使えば、非課税となるので配当控除を気にする必要はなくなってきます。ただ、NISAも対象外となる商品もあるので知識として覚えておきましょう。
NISAを外して考えると
国内の高配当株に投資することで、配当控除のメリットを享受することができます。一方、SPYDに投資することで、配当控除は受けれませんが、米国の株式市場全体に分散投資することができます。
つまり、投資家の投資目的やリスク許容度に合わせて、どちらのメリットを重視するかによって、どちらが良いかは変わってきます。
投資目的やリスク許容度が以下のいずれかに該当する場合は、国内の高配当株が良いと考えられます。
- 配当控除のメリットを最大限に享受したい
- 米国の株式市場に投資するよりも、日本国内の株式市場に投資することに魅力を感じている
- 米国の株式市場のリスクを抑えたい
投資目的やリスク許容度が以下のいずれかに該当する場合は、SPYDが良いと考えられます。
- 米国の株式市場全体に分散投資したい
- 米国の株式市場の成長を享受したい
- 配当控除のメリットを享受することにこだわらない
アメリカの高配当


SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
米国株式市場のFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資信託です。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
同じく、米国株式市場のFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投資信託です。
ファンド名 | 信託報酬(%) | リターン(1年) |
---|---|---|
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド | 0.1232% | 14.51% |
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | 0.1914% | 14.63% |
Vanguard High Dividend Yield ETF(VYM)
バンガード社が提供する、米国株式市場の高配当銘柄で構成されるETFです。
SPDRポートフォリオS&P500®高配当株式ETF(SPYD)
State Street Global Advisors社が提供する、米国株式市場のS&P 500指数に属する銘柄のうち、過去5年間で連続して配当を増やしている銘柄で構成されるETFです。
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
ブラックロック社が提供する、米国株式市場の高配当銘柄で構成されるETFです。
ファンド名 | 経費率 | 1年リターン | 3年リターン | 5年リターン |
---|---|---|---|---|
VYM | 0.06% | 22.53% | 13.44% | 11.06% |
SPYD | 0.07% | 27.71% | 8.77% | 7.56% |
HDV | 0.08% | 12.67% | 6.99% | 7.69% |
国内高配当株


国内の株式は、経費率が低いとされているETFでさえも高い水準で個別で買う必要が出てくるのが現状です。
更にポートフォリオを自分で調整した方が配当利回りが良かったりするので、個人的には日本株の高配当株については自信でポートフォリオを作成するのをおすすめしています。



例をあげてみると
グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF(2564)
日本の配当利回り上位25銘柄への投資を目指します。信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」の変動率に一致させることを目的としています。
グローバルX MSCI ガバナンス・クオリティ-日本株式ETF(2636)
日本国内の上場株式125銘柄で構成される「MSCI Japan Governance-Quality Index」に連動する上場投資信託(ETF)です。
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1574)
日経平均高配当株50指数に採用されている銘柄の株式および対象株価指数に採用が決定された銘柄の株式を投資対象とし、日経平均高配当株50指数に連動する投資成果を目指します。
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信(1575)
日本国内の上場株式70銘柄で構成される「MSCI Japan High Dividend 70 Index」に連動する上場投資信託(ETF)です。
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)(2565)
東証上場銘柄のうち、時価総額および予想配当利回りに着目して選ばれた銘柄を投資対象とします。
ファンド | 経費率 | リターン(1年) | 分配利回り |
---|---|---|---|
グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF(2564) | 0.49% | 37.59 % | 3.02% |
グローバルX MSCI ガバナンス・クオリティ-日本株式ETF(2636) | 0.3025 % | 19.65 % | 1.56% |
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1574) | 0.308 % | 56.31 % | 2.05% |
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信(1575) | 0.352 % | 42.76 % | 2.76% |
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)(2565) | 0.308 % | 42.54 % | 3.15% |
高配当個別株(国内)


景気の循環を理解するでお話した、好景気→後退→不況→回復で分類したセクターで分散してバランスの取れた自分なりのポートフォリオを作成していきましょう。
金融 資本財 情報技術
エネルギー 公共事業
生活必需品 ヘルスケア 通信サービス
素材 不動産 一般消費財
では、どんな銘柄を買っていけばいいのか?
基準となるポイントとしては
配当利回り
連続増配年数
財務状況
事業内容
- 配当利回りを重視して、候補となる銘柄をピックアップする。
- 候補銘柄の連続増配年数、財務状況、事業内容をチェックする。
- 複数の銘柄を比較して、自分にとって最も魅力的な銘柄を選ぶ。



10年以上連続増配に成功している高配当銘柄を10コ並べてみました



これが正解!って訳ではないからね!
銘柄 | 業種 | 配当利回り | 連続増配年数 |
---|---|---|---|
花王 | 生活必需品 | 3.6% | 33年 |
三菱HCキャピタル | 金融 | 5.0% | 25年 |
小林製薬 | 医薬品 | 3.8% | 16年 |
リコーリース | 金融 | 4.3% | 25年 |
トランコム | 運輸・倉庫 | 3.4% | 17年 |
SPK | 電気機器 | 4.2% | 25年 |
ロート製薬 | 医薬品 | 3.5% | 25年 |
リンナイ | 機械 | 3.8% | 20年 |
KDDI | 電気通信 | 3.6% | 25年 |
ユニ・チャーム | 生活必需品 | 3.9% | 25年 |
企業名 | 株価 |
---|---|
花王(東P・4452) | 5,383.0円 |
三菱HCキャピタル(東P、名P・8593) | 992.0円 |
小林製薬(東P・4967) | 6,342円 |
リコーリース(東P・8566) | 4,425円 |
トランコム(東P、名P・9058) | 7,250円 |
SPK(東P・7466) | 1,859円 |
ロート製薬(東P・4527) | 3,576円 |
リンナイ(東P、名P・5947) | 2,807円 |
KDDI(東P・9433) | 4,544円 |
ユニ・チャーム(東P・8113) | 5,221円 |
※2023年 10月16日 AM9時/時点
不動産


不動産は実物資産であり、インフレに強い傾向があります。インフレが進むと、物価が上昇するため、家賃も上昇する可能性があります。そのため、不動産投資は、資産の価値を維持・向上させるための手段として有効です。
REET


REIT投資は、不動産投資信託への投資です。不動産投資をプロに任せることができるため、不動産投資初心者にもおすすめです。
不動産セレクト セクターSPDR ファンド(XLRE)
米国の不動産投資信託(REIT)に投資するETFです。S&P 500®における不動産セクターのパフォーマンスを計測する指標である、S&P 500® Select Sector Real Estate Indexに連動するように設計されています。
iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)
米国の不動産投資信託(REIT)に投資するETFです。MSCI US REIT Indexに連動するように設計されています。
SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(RWR)
米国の不動産投資信託(REIT)に投資するETFです。ダウ・ジョーンズ US REIT Indexに連動するように設計されています。
ファンド名 | 経費率 | 分配利回り |
---|---|---|
不動産セレクト セクターSPDR ファンド(XLRE) | 0.13% | 3.21% |
iシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR) | 0.42% | 3.32% |
SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(RWR) | 0.25% | 4.13% |
マンション投資(RENOSY)
日本のREITは、割高なのでクラウドファンディング型のRENOSYなどの個別で不動産投資をする方法もあります。
REETはオフィスビル、商業施設、住宅、ホテルなど、さまざまな種類の不動産に投資していますが、これから
紹介するRENOSYは今、人気が集まっているマンション投資に焦点をあわせた投資になります。
RENOSYの魅力
少額からの投資が可能
1口1万円から投資が出来る!不動産クラウドファンディング事業を展開しています。
アプリ管理
RENOSYは「OWNR by RENOSY」というアプリがあり、物件情報の書類や毎月の家賃の入金情報などが簡単に閲覧できます。
AIによる物件選定
RENOSYでは、AIで最新の資産価値の高い物件を調査しています。これにより、投資初心者でも安心して始めることができます。
高い入居率
入居率99.6%※の賃貸管理サービスをほこり
需要の高い物件を厳選しているため、入居率も99.5%と高い水準を維持しています。
高い利回り物件がある


年間の家賃収益から管理費・修繕積立金・固定資産税といった費用を除いた数字を、物件購入価格で割って100を掛けて算出します。
※RENOSY公式より引用
各種投資の利回り
— 光臨守|Immerse Studio (@pawaposeisaku) April 2, 2023
全世界投資 5%
S&P500 10%
RENOSY 4% (比較的低リスク不動産)
不動産は都内ワンルームや1LDKマンションだと赤字を掘りながら30年前後に回収するモデル。意外にも中リスクローリターンで中長期前提の運用形態。
株やETFの方が流動性と自由度が高い。 pic.twitter.com/Oeku06pSZY
【他社ファンド情報】\募集直前/
— 【公式】TOMOTAQU(トモタク) (@tomotaqu) March 1, 2022
◇Renosyクラファン
想定利回り4.0%
運用期間3ヶ月
募集金額2,493万円
募集開始日 3月1日 15:00(抽選)#不動産クラウドファンディング#Renosyクラファンhttps://t.co/8rwcvY8h9B pic.twitter.com/6nyp7j6w5C
デメリット
分散投資が出来ていないので、一点集中し過ぎると痛い目を見る可能性がある。
想定利回り通りではない場合がある。
新築マンションの物件があまりない。
地方の不動産があまりない。
コモディティ
不動産投資と同様インフレのリスクヘッジとして有効ですが、こちらも投資信託、ETFともに経費率が高く個別で買う事をすすめる投資先になります。
気を付けるべき点
株式と相関性があるものと、そうでないものでも分かれる
ことです。
長期的な投資で考えるなら
インフレのリスクヘッジにもつながる貴金属(金やプラチナなど)に定期的に投資することは大切
ですが、逆に株式と相関性がある農作物や食品、畜産物などの消費財は特にボラティリティを気にして投資する必要が出て来ます。



コモディティのETFを参考にする
- SPDR Gold Shares(GLD):金に投資するETF
- iShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust(GSG):コモディティ全体に投資するETF
- Invesco DB Commodity Index Tracking Fund(DBC):コモディティ全体に投資するETF
- United States Oil Fund(USO):原油に投資するETF
- iShares Silver Trust(SLV):銀に投資するETF
ETF | 経費率 | リターン(1年) |
---|---|---|
SPDR Gold Shares(GLD) | 0.40% | 0.22% |
iShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust(GSG) | 0.75% | 1.37% |
Invesco DB Commodity Index Tracking Fund(DBC) | 0.85% | 2.23% |
United States Oil Fund(USO) | 0.76% | 6.34% |
iShares Silver Trust(SLV) | 0.50% | 4.60% |
トレーディングビューで株価の動きを見る


成功するためのコツと注意点
早めに資産形成を始める
サイドFIREを実現するためには、ある程度の資産が必要です。そのため、早めに資産形成を始めることが大切です。



アセットクラス、セクターなど広く分散が取れたバランスの取れた自分なりのポートフォリオを作成していきましょう
長期的な視点で投資する
株式や投資信託などの金融商品は、短期的な値動きに左右されやすいため、長期的な視点で投資することが大切です。



サイドFIREを実現するためには、継続が何より大切です。少しずつ積み上げていきましょう!
分散投資をする
投資対象を分散させることで、リスクを抑えることができます。



目安となる指標(インデックス)を参考にして、手数料が安いETFや投資信託を活用していきましょう!
節約する
投資で得られる収益を増やすためには、生活費を抑えて節約することも大切です。



光熱費、保険、携帯代など見直すことで改善できる支出があるので定期的な見直しをしていきましょう。
無理のない計画を立てる
サイドFIREを実現するためには、ある程度の資産が必要です。そのため、無理のない計画を立てることが大切です。



毎月の投資額を無理のない予算で行っていきましょう。つみたて設定するなど無理のないほったらかし投資をしていきましょう。



大切なのは継続すること!
リスクを理解する
投資にはリスクが伴います。リスクを理解した上で、投資を行うことが大切です。



変動リスクはどんな資産でもありますが、ボラティリティの幅の違いなど様々です。



リスクの高い資産なのか低い資産なのかよーく理解していこう!
スキルを磨く
サイドFIRE後の計画をたてるなど具体的なスキルアップの手段を検討していくことが大切です。



「できる事」を増やし、サイドFIRE後も色んな事ができる様にしておきましょう。
積立投資でコツコツ資産を増やす
少額から始められる積立投資は、高卒でも始めやすい方法です。長期的な視点で投資を続けることで、資産を増やすことができます。



ムリはせず、余剰資金からはじめて、徐々になれていきましょう。
高配当株、不動産投資投資で安定した収入を得る
高配当株、不動産投資、どちらも資産を安定して増やせる可能性がある方法です。ただし、初期費用やランニングコストが高額になるため、十分に検討した上で行うことが大切です。



とくに、個別で買う時は、指標になる経済指標、ETFや投資信託の情報を見て定期的に見直しをしていきましょう!
副業で収入を増やす
副業やフリーランスで収入を増やすことで、FIREまでの期間を短縮することができます。ただし、本業との両立が難しい場合もあるため、注意が必要です。



物販、ブログやYouTubeなど副業は多種多様です。



ただ、20万円を超える収入が出た場合は確定申告が必要になるのでご注意!
高卒でサイドFIREを成功させるためには、努力と計画が必要です。しかし、早めに資産形成を始めて、長期的な視点で投資を続けていけば、実現可能な目標です。
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