楽天モバイルの新プラン
「Rakuten UN-LIMIT VI」が発表されましたが
『ahamo』や『Softbank on LINE(LINEMO)』、『POVO』と比べてお得なのか?
どんな人に向いているのか?
新プランが色々あるけど何が正解なのか?
メリットとデメリットを含めて比較してみました。
この記事を読む事で
楽天モバイル新プランの特徴
従来のRakuten UN-LIMIT Vの場合だと一律2980円だったのに対して
新プランは段階的に値段が上がっていくプランになります。
実装は4月1日からで、Rakuten UN-LIMIT Vを契約の方も自動更新で
4月1日から「Rakuten UN-LIMIT VI」に移行していきます。
つまり、容量を多く利用していない人には新プランの「Rakuten UN-LIMIT VI」はとても魅力的なプランです。
逆に、容量を20ギガを超える人はまたは、海外での利用が『ahamo』や『Softbank on LINE(LINMO)』、『POVO』が有利になって来ますが、無制限で利用が出来るのは楽天モバイルだけとなっています。
結論から話しましたが、具体的に解説していきまーす♪
低速モードでもカウントされてしまう!
現在のUN-LIMIT Vでは制限をかけていれば1mbpsでの利用が可能ですが
「Rakuten UN-LIMIT VI」からは制限をかけていても、容量をカウントしてしまう様です。
つまり、4月からは無料で使うためには、低速モードの有無関係なく1ギガ以内での利用が必須条件となります。
パートナー回線は5ギガまで
楽天エリア以外はパートナー回線(au回線)となるので、5ギガが上限となります。
5ギガを超えてしまったら、1mbpsの制限モードでの利用となります。
楽天モバイルは、夏までに全国で96%の範囲まで年内に99%の範囲を網羅する予定で
エリアの拡大を進めていっていますが現在、楽天エリア以外の方にとって今回の「Rakuten UN-LIMIT VI」
の変更は良い条件とはいえないかもしれません。
お得に使うためには?クラールの場合
楽天エリア、パートナー回線どちらも1ギガ以内での利用で無料で使えるので
別途WiFiや、通信サービスの契約がある方は、そちらの回線を優先的に使用して1カ月1ギガ以内で利用することで
無料の恩恵が受けられます。
1ギガを超えたとしても、段階的に値段が上がる仕様なので3ギガまでで980円
20ギガまでで1980円での利用が出来るので、実質20ギガまでなら他のキャリアよりも安く運用することが出来ます。
クラールの場合
ボクが住んでいるエリアは田舎のため、楽天回線が不安定で十分に恩恵がまだ受けられていません。
そのため
楽天とは別に【FUJI WiFi】で大容量のプランを利用しているので、そちらをメインに利用して運用しています。
FUJIWiFiで通信を行い、楽天では通信はしない様にしています。
今後、楽天エリアが十分に入り始めたタイミングで楽天モバイルの1本化にしていこうと思っています。
🔶段階的に上がる内訳
👆に書きましたが、1ギガまでが無料の枠になります。
つまり、大容量通信の恩恵をフルに受けるためには段階的に上がる料金プランをフルに使う必要があります。
フルに使う人は、データ通信はahamoなど他のキャリアと同様の内容に
ここが楽天モバイルにするか、決めてとなるポイントかもしれません。
使用データ量 | 料金 |
---|---|
1ギガ以下 | 無料 |
3ギガまで | 980円 |
20ギガまで | 1980円 |
20ギガ以上 | 2980円 |
20ギガまでの利用で収まる方であれば、楽天モバイルはかなりお得に使えるサービスだと思います。
その最大の恩恵は無料で使えること!
安く利用出来ること!にあり、新規で加入される方は勿論
Rakuten UN-LIMIT Vを利用の方は、引き続き無料の特典が得られるところが最大の利点です。
ボクの場合は、旧プランのスーパーホーダイからなので、無料の恩恵は初めて受けています。
デメリット
利用出来る端末が限定される。
2つの問題点があります
- 5G対応機種でないと5G通信の恩恵が受けられない
- 楽天回線に対応した機種でないと通信が出来ない
5G対応機種でないと5G通信の恩恵が受けられない
5Gに関しては、他のキャリアも同様の問題を抱えていますが、現状は対応機種が限定されるので
十分に5Gの恩恵を受けるためには、対応機種を購入しなければいけません。
楽天回線に対応した機種でないと通信が出来ない
この問題は、完全に利用出来ないわけではありませんが、楽天モバイルで受けれるサービス
特に、APN設定を手動で行う必要があったり、SMSが通らない問題が発生したり
自動でパートナー回線から楽天回線に切り替わらないなどの不具合がある様です。
楽天が推奨する機種から選ぶか、iPhoneであれば、XR・XS以降のモデルを選ぶ必要があります。
iphoneSEであれば2世代目のSE2から。
因みにボクはiPhone12miniで利用しています
APN設定を手動でする必要がある
SMSが通らない問題が発生する
自動でパートナー回線から楽天回線に切り替わらない
緊急地震速報などの受信に非対応
110/119通話などでの高精度な位置情報測位が分からない
古すぎるandroid機種は楽天リンクが正常に動作しない
パートナー回線は5ギガが上限
パートナー回線(KDDI)の上限は5ギガが上限となっているので
利用している地域で楽天エリア以外でのご利用が多い場合は、実質5ギガが上限となってしまいます。
つまり、楽天エリアの中であれば最大で無制限の通信が出来ますが
楽天エリア以外では5ギガ分のキャパの範囲でしか利用が出来ない!
低速モードでも容量がカウントされてしまう
特徴のところでも解説しましたが、低速モードでもカウントされます。
現在の、Rakuten UN-LIMIT Vは低速モードでもカウントはされませんが、4月より始まる
「Rakuten UN-LIMIT VI」からどんな条件でも、通信量は加算されていく仕組みに切り替わります。
(データ高速モードがOFFであってもデータ利用量はカウントされます)
解約・プラン変更でSIMの返却義務が発生
SIMカードは、UN-LIMITでも、旧プラン(ドコモ・auプラン)どちらでも
返却の義務が発生します。
返却するのに、封筒であれば84円切手
ミニレターであれば、63円を貼って下記の住所までSIMカードを送らないといけません。
143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル RSIM回収係
違約金などのペナルティに関する記事は見当たりませんでしたが、SIMの所有権は楽天モバイルにあるので解約やプラン変更でSIMが不要になった場合は、返却しましょう。
メリット
手数料が無料
これは、他キャリアでも同様の流れで各種のサービスを受けるのに手数料が無料で受ける事が出来ますが
楽天モバイルは通話や、SMS送信など他のキャリアで料金が取られるところでも無料の特典が付く。
電話がかけ放題
アプリがないスマホへ … 無料!
固定電話へ … 無料!
SMSの送信 … 無料!
基本的に全ての通話が無料で利用出来ます。
ただし、楽天link以外の通話アプリからだと利用料金が発生してしまうのでご注意!
楽天link以外の通話アプリで通話した場合30秒につき20円の電話料金が発生してしまいます
どのユーザーにも満足度があるプランに
無制限なので、通信量を気にせずに利用が出来る。
20ギガまでなら1980円で利用が出来ます。
1ギガまでなら無料!
🔶キャンペーンでの値下げが魅力
エントリーすることで、5000ポイント=5000円相当のポイント付与
更にスマホと一緒に購入することで20000ポイント=20000円相当のポイント付与の恩恵があります。
このポイントで、スマホ本体を0円で購入することも可能です。
ポイントを通信費に充てることは勿論ですが、楽天ポイントは通常の買い物でも重宝するポイントなので
楽天経済圏を利用した有効な使い方も出来ます。
楽天モバイルで購入出来る端末の種類が豊富
キャンペーンでお話しましたが、エントリー時にポイントが付与されるので
スマホ本体やルーターもポイントで購入することが出来ます。
通常は、数万円支払って購入するものが、無料若しくは格安で購入出来るところは結構大きいです。
ボクの場合は、アップルストアでiPhone12miniのSIMフリー版を購入して使っていますが新規エントリーならこの中の端末で検討していましたね
🔶他社との比較
こちらは楽天モバイルさんのページを引用したものですが
強みとしては、使い方によってお得になるプランを打ち立てたところと、電話のかけ放題が魅力的です。
さらに他社との比較を分析したのでご紹介します。
更に、細かく分析した図がこちら
詳細 | 楽天モバイル | ahamo | LINEmo | POVO |
---|---|---|---|---|
縛りの有無 | なし | なし | なし | 不明 |
月額料金 | 0円~2980円 | 2700円 | 2480円 | 2480円 |
人口カバー率 | 73.5% (夏まで96%予定) | 99%以上 | 99%以上 | 99%以上 |
通信 | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G |
利用回線 | 楽天回線 KDDI | ドコモ | ソフトバンク | au |
データ容量 | 楽天エリア(無制限) パートナーエリア(5ギガ) | 20ギガ | 20ギガ | 20ギガ |
速度の安定性 | 不安定 | 安定 | 安定 | 安定 |
制限中 | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
データ追加料金 | 1ギガ/500円 | 1ギガ/500円 | 1ギガ/500円 | 1ギガ/500円 |
通話 | かけ放題 (Rakuten Link) | 5分以内無料 かけ放題/1000円 | 5分以内無料 かけ放題/1000円 | 5分以内無料/500円 かけ放題/1000円 |
キャリアメール | 〇 (今夏予定) | ✖ | ✖ | ✖ |
SMS | 無制限 (Rakuten Link) | 1通/3円 | 未定 | 未定 |
申し込み方法 | web/店舗 | web | web/LINE | web |
海外利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 不明 |
エントリー 付与ポイント | 5000ポイント付与 最大25000ポイント | 3000ポイント付与 (期間限定ポイント) | ― | ― |
ポイントの種類 | 楽天ポイント | dポイント | ― | ― |
MNP手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
契約事務手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
海外利用 | 〇/2ギガ | 〇/20ギガ | ― | ― |
eSIM | 対応 | 対応予定 | 対応予定 | 対応予定 |
ahamoなど他のサービスの魅力的なところは光ファイバー網の強力な通信インフラにあります。
楽天は、まだまだその辺が弱いので、独自のサービスやキャンペーンを使ってお得に使えるサービスを
展開していく必要があると思います。
実際に今回の「Rakuten UN-LIMIT VI」での新プランの発表の様に今後にも期待していきたいですね!
まとめ
弱い点
利用出来る端末が限定される
パートナー回線んは5ギガが上限
低速モードでもカウントされる
解約やプラン変更時にSIMを返却する必要がある
強い点
手数料が無料(幅が広い)
電話がかけ放題
どのユーザーにも満足度が高いプランに
キャンペーンでの値下げが魅力
購入出来る端末の種類が豊富
ボクは、しばらくFUJIWiFiの大容量プランのSIMを軸に、楽天モバイル自体は通話やSMSの利用だけ
利用するカタチにすることで、1ギガ以内に抑えて無料の恩恵を受けていこうと思っています。
それで他社と比べても、安く利用が出来るのでボクの様に田舎に住まわれている方や容量を20ギガ以上使われる方は
是非おススメしたいです。
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